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Text File  |  1993-11-30  |  4KB  |  116 lines

  1.  
  2. Scroller & nTaskMan
  3.  
  4. [Scroller]
  5.  
  6.  Scroller は、仮想的に Windows のデスクトップを9倍に拡張するプログラ
  7. ムです。
  8.  Scroller.exe を起動すると、ICON の状態で起動します。この ICON には、
  9. 9倍に拡張されたデスクトップの縮図が表示されています。グレイの矩形はア
  10. プリケーションプログラムのウィンドウを表し、黒線の枠は画面の表示領域を
  11. 表しています。以後、9倍に拡張されたデスクトップを「仮想デスクトップ」、
  12. 実際に画面に表示されている部分を「表示領域」と呼びます。
  13.  
  14.  マウスカーソルを画面の縁へもっていくと、その方向へ表示領域が移動しま
  15. す。あたかも、画面全体がスクロールしたかのようにデスクトップ上のウィン
  16. ドウが移動します。
  17.  
  18.  また、Scroller の ICON をダブルクリックしてウィンドウに復元すると、
  19. グレイの矩形であらわされているアプリケーションプログラムのウィンドウを
  20. ドラッグすることによってウィンドウを移動することができます。
  21.  さらに、Scroller のウィンドウのバックグラウンド(白い部分)をドラッ
  22. グすることによって表示領域を移動することができます。
  23.  
  24.  Scroller のウィンドウのシステムメニューには、2つ項目が追加されてい
  25. ます。このうち、「Options...」を選択すると、Scroller の以下のオプショ
  26. ンを変更できます。変更したオプションはファイルに保存され、次回の起動時
  27. にも参照されます。
  28.  
  29. Start UP(起動時の設定)
  30.  □Iconic
  31.      この項目をチェックすると、必ず ICON 状態で起動します。
  32.      チェックした場合は必ず WINDOW 状態で起動します。
  33.  
  34.  □Center
  35.      この項目をチェックすると、起動時の表示領域は仮想デスクトップの中
  36.     心になります。
  37.      チェックしない場合は、左上になります。
  38.  
  39. Behavior(Scroller の動作の設定)
  40.  □Ignore Icon
  41.      この項目をチェックすると、標示領域が移動してウィンドウが移動して
  42.     も ICON は無視します。
  43.      チェックしない場合は、ICON もほかのウィンドウと同じく画面上で移
  44.     動します。
  45.  
  46.  □Bring To Top
  47.      この項目をチェックすると、Scroller はほかのウィンドウの下敷きに
  48.     なっても自力ではいあがってきます。かな漢字変換のウィンドウより上に
  49.     なることはありません。
  50.  
  51.  □Smart Iconic
  52.      この項目をチェックすると、Scroller 以外のアプリケーションがアク
  53.     ティブになると、Scroller は勝手に ICON 化します。
  54.  
  55.  Reflesh Time
  56.      この項目は、Scroller が仮想デスクトップの縮図を描画する時間の間
  57.     隔を秒単位で設定します。また、この間隔は、Bring To Top ではいあが
  58.     ってくるまでの時間でもあります。
  59.  
  60. Screen Scroll(標示領域の移動の設定)
  61.  X Step
  62.  Y Step
  63.      これらの項目は、マウスカーソルを画面の縁にもっていったときの標示
  64.     領域の移動量をドット単位で指定します。X Step、Y Step とも 0 を設定
  65.     すると、マウスカーソルで標示領域を移動する機能は停止します。
  66.  
  67.  Cursor Back
  68.      この項目は、マウスカーソルを画面の縁にもっていって標示領域を移動
  69.     したときにマウスカーソルを画面の縁から何ドット離れた位置へ戻すかを
  70.     設定します。
  71.  
  72.  Key Combination
  73.      この項目は、マウスカーソルを画面の縁にもっていって標示領域を移動
  74.     するためのキーボードコンビネーションを設定します。
  75.      Nothing   キーボードに関係なく標示領域を移動します。
  76.      Shift    SHIFT キーが押されているときだけ、標示領域を移動し
  77.            ます。
  78.      Control   CTRL キーが押されているときだけ、標示領域を移動しま
  79.            す。
  80.  
  81.  
  82.  自動起動の設定
  83.  Windows の起動とともに Scroller をロードするには、Windows をインスト
  84. ールしたディレクトリの win.ini にある、
  85.  load=
  86.  という行へ、scroller.exe の記述を追加し、scroller.exe を PATH の通っ
  87. たディレクトリへ置いて下さい。
  88.  
  89.  load=scroller.exe
  90.  
  91.  
  92. [nTaskMan]
  93.  nTaskMan は、Windows 上で CTRL+ESC を押したり、壁紙の上でマウスのダ
  94. ブルクリックをしたときに起動されるタスクリストと置き換えて使用して下さ
  95. い。
  96.  単独でも使用可能ですが、Scroller と併用することによって、より威力を
  97. 発揮します。
  98.  
  99.  Windows をインストールしたディレクトリの system.ini の [boot] という
  100. 行の後に
  101.  [boot]
  102.  taskman.exe=ntaskman.exe という行を加えてください。すでに
  103. taskman.exe= で始まる行が存在していたら、行頭に; を入れてコメントにし
  104. ておいてください。
  105.  例
  106.  ;taskmen.exe=taskmen.exe
  107.  
  108.  また、ntaskman.exe は、PATH の通ったディレクトリに置いてください。
  109.  system.ini を変更したら、Windows を再起動して下さい。
  110.  
  111.  
  112.  取り扱いについて
  113.  Scroller、nTaskMan は、フリーウェアです。
  114.  
  115. NIFTY-Serve ID:NBG01416  なるい
  116.